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店舗案内

比喩の歌

飯塚書店からメールが来た。

 

飯塚書店は短歌にかんする書籍の出版で

有名な会社である。以下は、その文面。

 

拝啓 

時下 ますますの健詠お喜び申し上げます。

平素ご教示、ご愛顧を賜りまして厚く御礼申し上げます。

 

この度、小社では単行本書籍

『比喩の短歌セレクション1000』を

日本短歌総研編著にて出版を予定しておりますが、

本書において貴台の御作品を掲載させて頂きたく、

何卒ご承諾のほどお願い申し上げます。

 

本書は古典から現代短歌に至る

膨大な作品の中から比喩表現が

効果的な1000首を選び、比喩のタイプ別

(直喩・隠喩・諷喩等7種)に分類して紹介するものです。

 

たぶん、歌人の依田仁美さんが

かかわっていらっしゃるからかとおもうが、

その作品がこれである。

 

・しかたない 泣きたいほどのいとなみにすいかはふたつにざくり切られる

 

・ひらがながうまれるように眠りだすあなたはすでに窓辺のなかだ

 

「しかたない」の歌、どこが比喩なのかよくわからないけれど、

1000首の中の2首だから、ま、いいか。